児童養護施設ゆりかご園における新園舎の竣工式に合わせた抗議行動

社会福祉法人ゆりかご園秋田長二郎園長らは、東京管理職ユニオンが正当な手続きに基づき実施したストライキについて、同園職員である須田副執行委員長に対し、正当なストライキ権の行使として認めないとし、懲戒処分を強行した。

また、当ユニオンからの団体交渉の再三の申し入れに対し、正当な理由なくこれらを拒否し続けた。これらは、いずれも労働組合法第7条に抵触する不当労働行為である。　　　　　

2014年12月20日、ゆりかご園では、新園舎の竣工式があり、その翌日には新園舎への大掛かりな引っ越しが行なわれた。

秋田園長は、当初より、心理士は既存心理棟を使い続けるからと、新園舎建設に関する園内の話し合いから、須田心理士（当ユニオン副執行委員長）を排除し続けた。

その結果、新園舎内に作られた心理室は現行の心理支援に支障を来たすいわば欠陥品として完成した（しかも、室内には何の備品も設置されておらず、およそ業務に使用できる状態では無い）。

そもそも、須田心理士および当ユニオンは、心理支援専用の施設として建てられた既存心理棟の継続使用をこれまで強く要求してきた。

しかし、秋田園長らは、こうした要求を一切無視し、他に物置スペースが有るにもかかわらず、同12月21日の引っ越しの折には既存心理棟を物置化する旨、秘密裏に決定を下した。

　こうした一連の暴挙に強く抗議するため、当ユニオンは、2014年12月20日、抗議行動を行なった。

児童養護施設ゆりかご園秋田長二郎園長らによる、東京管理職ユニオン須田副執行委員長に対する不当労働行為等への抗議行動（１）

児童養護施設ゆりかご園秋田長二郎園長らによる、東京管理職ユニオン須田副執行委員長に対する不当労働行為等への抗議行動（2）

児童養護施設ゆりかご園秋田長二郎園長らによる、東京管理職ユニオン須田副執行委員長に対する不当労働行為等への抗議行動（３）